ネイルはメイクやヘアスタイル、ファッションと同様におしゃれに必要不可欠となっている現在。指先というパーツは目に入りやすいため、好きな色やデザインのネイルをしていると気分が上がったり、女子力もUPするといった効果がありますよね。
2022年現在も雑誌やネット、SNS等では常に最新のネイルアートの特集や人気サロンのランキングが掲載され、様々な情報を得られるようになりました。
ネイルアートに興味があったり自分で塗ってみたいと思いつつ、不器用だったり、やり方や道具の使い方がわからず挑戦できない、という人も中にはいらっしゃいます。
そこで今回の記事では、初心者の方におすすめのネイルアートとやり方、色の組み合わせ等について簡単に解説します。
これからネイルアートを始めてみたいという皆様の参考になれば嬉しいです。
ネイルケア(甘皮の処理や保湿)、バッファ等、事前の準備が済んだ状態からのネイルアートのやり方をご紹介します。
ワンカラーネイルとは、その名の通り爪全体にワンカラー=単色カラーを塗ることです。
サロンによっては全面塗りと呼ばれることもあります。
初めてセルフネイルやジェルネイルをする方に向けても挑戦しやすく、定番でおすすめのデザインです。
■ベースジェルを塗る
1.筆にベースジェルをとり、爪の中央にのせて先端に向かってスッと引く。次に根元に向かって軽く押すように液を延ばす
2.サイドも同様に。先端も忘れずに。
※はみ出してしまった部分はウッドスティックで除去する
■硬化
1.UVライトまたはLEDライトで硬化する。ジェルネイルの種類や使用するライトによって硬化する時間が異なります。
■カラージェルを塗り、硬化(1回目)
1.ベースジェルと同様に爪先、中央、サイドを塗る
2.硬化する
※1回目はムラがあってもOKです!
■カラージェルを塗り、硬化(2回目)
1.1回目と同様にカラージェルを塗り、硬化する
※2回目は発色が良くなり、ムラなども消えているはずです。
■トップジェルを塗り、硬化
1.仕上げにベースジェルやカラージェルの2~3倍の量をとり、たっぷりと爪にのせる
2.圧をかけずにふんわりと全体に塗布する
3.爪を床と平行にひっくり返す。この動作でジェルがキレイに仕上がります。
4.サイドにもしっかり色が塗られているかチェックし、凸凹がなくなめらかであれば硬化する
■拭き取り
1.コットンやキッチンペーパーにエタノールをしみこませ、未硬化のジェルを拭き取って完成!
グラデーションネイルは、カラーの組み合わせやグラデーションの位置によって印象を変えることができ、基本のジェルネイルのやり方をマスターした方であれば簡単にアレンジが可能な人気のネイルデザインです。
■ベース作り
1回目のカラージェルを硬化するところまでは同じです。
■カラージェルを塗り、硬化(2回目)
1.2回目は爪の根元をあけて2/3くらいにカラージェルを重ね硬化
■カラージェルを塗り、硬化(3回目)
1.3回目は爪の先1/3のみにカラージェルを重ね硬化
■トップジェルを塗り、硬化、拭き取り
やり方はワンカラーと同じです。
フレンチネイルはシンプルで上品なイメージを与え、ネイルを楽しむ方が一度はやってみたい!と思うデザインではないでしょうか。
フレンチネイルも色の組み合わせやラインの形を変えることで様々なアレンジが可能で上級レベルに思えますが、初心者でも挑戦できるやり方もあります。ここでは基本的な方法をご紹介します。
■ベース作り
ワンカラーネイルと同じ方法で、2回目のカラー、硬化まで終わらせます。
■ラインを描く
1.色の組み合わせに迷ったら、まずはホワイトを選びましょう。できればフレンチネイル専用のブラシを使って、爪の先端の端から少しずつジェルをのせる。この時、ブラシのカーブラインに合わせてのせて真っすぐ動かすとキレイにのせることができます。
2.中央まで描けたら、反対側の端からも同様に。
■はみ出した部分を修正する
1.ジェルのついていない筆にエタノールを少量つけ、カーブのラインの内側にブラシをあてて拭き取るように整える。
■硬化
硬化したら2回目も同様に行い、他のネイルアートと同様、トップジェル、硬化、拭き取りを行って完成!
フレンチネイルのラインをより簡単にできるコツとして、マスキングテープを使うという方法があります。
ラインを描く段階になったら、好みの形が露出するようにテープを貼り付けてジェルを縫ってテープを剥がし硬化すると、簡単にフレンチネイルを作ることが可能です。
ネイルアートのデザインや色の選び方によって、雰囲気を変えることが出来ます。
初心者の方の場合は使う色は3色以内におさえるとバランスが取れやすいかと思います。
大人な雰囲気や綺麗系が好きな方におすすめなのは、ベージュやボルドーをベースに、ゴールドやシルバーのラメを組み合わせるのがおすすめです。
ワンカラーネイルをした上にゴールドのラインを描いたり、ネイルシールを貼ると大人っぽく華やかなネイルに仕上がります。
可愛い印象のピンクも、トレンドのくすみカラーでマットに仕上がる商品を選んでつけると簡単に大人風に仕上げることが出来ておすすめです。
長さは短い爪に明るい色をワンカラー、濃く入れるとポップでかわいい印象になり、特に夏にはおすすめです。
また、模様の中でもドット柄は実は簡単に可愛いネイルに出来るのでおすすめです。ドット用のドットペンは100均でも販売されていますが、それ以外でも爪楊枝や竹串、玉突きのヘアピンの先も使えます!
ベースのカラーが乾いたら、好みの色の液をつけてちょんちょんとランダムにつけていくだけで水玉nailが完成します。大きめな丸の中に小さな丸とラインをつけてスマイルマークの顔にしてしまうというのも指を見る度に笑顔になれそうでおすすめです。ぜひお試しくださいね。
マニキュアの場合も、硬化の作業やネイルの乗せ方は異なりますが、ネイルアートのやり方自体はジェルネイルと同様です。
使用する道具は、ベースジェルはベースコートに、トップジェルはトップコートに、ジェルネイルはマニキュア(ネイルポリッシュ)になります。
塗り方のポイントは、液をつけすぎずボトルの口部分で筆をしごいてから、爪の中央の根元から先端に向かってスッと塗り、サイドも同様に塗ります。先端も忘れずに塗りましょう。
ネイルは難しいと思われていた昔とは違い、最近は自分でセルフネイルを楽しむ方が増え、ネイル関連の商品も手に入りやすくなりました。100均やドラッグストアでもマニキュアやジェルネイル、ケア用品やネイルアート道具、ネイルシール、更にはUVライトまで、いろんなアイテムを購入することができるので気軽に楽しめるようになっています。
失敗しても、うまくできなくても良いんです。何度も練習を重ねるうちにコツを掴んで上手になっていきます。
もっと上手に塗れるようになりたい、もっと凝ったアートに挑戦したい、といった気持ちが高いようでしたら、ネイルアートスクールに通ってみるのもおすすめです。
ネイルサロンで働くとか、プロのネイリストを目指すという訳ではなく、セルフでネイルを楽しみたいという理由で通われている方もたくさんいらっしゃいます。
ネイルスクールに通うメリットや学べることなどについて、他の記事で詳しくご紹介しておりますので、是非合わせてご覧くださいませ。