ネイリストに年齢は関係ある?年代別ネイルスクールに通う生徒の特徴やメリット・デメリットについて

ネイリストに年齢は関係ある?年代別ネイルスクールに通う生徒の特徴やメリット・デメリットについて

ネイリストになるには年齢制限はありません。しかしこれから学校に通う場合、やはり自分の年齢は大丈夫なの?と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ネイルスクールに通う年代別の生徒さんの特徴や、ネイリストとして就職する際のメリット・デメリット等をご紹介して参ります。

【年代別】ネイルスクールの生徒の特徴

10代

日本では現在ネイル用品が豊富に販売されており、若いうちから気軽に購入してセルフネイルを楽しんだり、リーズナブルに利用できるネイルサロンもあちこちにあります。

10代の方たちは現代のネイル文化の中で育ってきていることから、ネイリストとという職業を非常に身近に感じられる世代と言えるでしょう。

義務教育や高校を卒業してすぐにネイリストを目指してネイルスクールに入学し、早い段階で資格の取得やネイルサロンへ就職をして経験を積むことが可能です。

一方で社会経験が乏しい為、サロンに就職後に必要となる接客やマナー、働くことの考え方といった基本については、他の世代の方たちよりも時間をかけて学び身に着ける必要があります。

20代

学校によっても違いはありますが、一般的にネイルスクールに通っている生徒で最も多い年代が20代の女性です。

社会人となってから自分のお金でネイルサロンに通い始めて独学でジェルネイルにハマったり、大学生になって美容に関する興味が急激に高まる年齢です。

別の業界へ就職をしていてもまだまだ将来の夢に向けて動き出せる充分な若さがあるので、ネイリストを目指してスクールに通い始める方が多いです。

30代で活躍しているプロのネイリストの方はとても多いので、そのほとんどが20代から学び、施術の実践を積んできたと思われます。

ただし、まだ慣れない本業の仕事で働きながら(大学に通いながら)平日の空いた時間や休みの日にネイルスクールに通うことになる為、どちらかがおろそかになってしまう恐れもあります。

30代

20代と同様、最近は30代からネイルスクールに通う方というのも非常に増えてきています。

女性が働く社会となり、別のお仕事を続けながら将来を考えて「手に職をつけたい」と転職を考える年齢でもあります。

あるいは結婚、出産を経て、第二のキャリアとしてネイルストを目指して学ばれるという方も多くいらっしゃいます。

ほとんどの方の場合、他の仕事や家庭との両立で学校に通学されているので大変かと思いますが、社会人としての経験があり、より具体的に将来を見据えて真剣に受講する方が多いので、実際にネイルサロンに就職後も即戦力として活躍される方が多い印象です。

40代~

40代や50代の生徒さんは、子育てがひと段落しようやく自分の時間が取れるようになったので、興味のあったネイルの勉強を始めた、という方が多いようです。

ネイルサロンへの就職を目指すというよりは、自分自身や家族、友人に対してネイルや爪のケアが出来るように趣味の延長として学ばれている方や、経済的に余裕のある方も多い為、卒業後は自宅などの一室でホームサロンを開業したり、個人で講座を開いたりするといった目的で通われている方もたくさんいらっしゃいます。

ネイルサロンへの就職を目標としている場合、やはり40代以上の方の採用には「経験者」を求める場合が多いです。

学校を卒業して未経験の状態からの就職は確かにハードルが高くなりますが、例えばある程度年齢層の高いお客様をターゲットとしているようなサロンであれば、むしろ40代の方を積極的に採用する場合もありますので、諦めずに求人を探してみることをおすすめします。

年齢によるメリット・デメリットはあるの?

練習時間の確保

ネイルスクールに通学中、あるいは通信で勉強中でも、上達する為の大きなポイントは、知識の勉強だけでなくそこから学んだことを実践する練習にあります。

特に就職や開業の際に大きな武器となる資格(JNAジェルネイル技能検定 初級、中級、上級 等)を取得するには、筆記試験だけではなく実技試験もクリアしなくてはなりません。

その為、授業以外の時間に自主練習(1人での練習、モデルさんに対する練習)をする時間の確保も必要となります。

このような点から、仕事をしながら、あるいは家事や子育てをしながら学んでいる方にとってはこの練習時間を確保することがなかなか大変かも知れません。

なるべく最短で確実に資格を取得できるようには、やはりJNAの認定校で認定を受けた講師から指導を受けること、検定の合格保証のある学校、試験対策をしっかり行っている学校に通うことをおすすめします。

集中力、細かな手作業

ネイリストには高い集中力と、手先の緻密な作業が必須です。

人は年齢を重ねることでどうしても集中力が続かなくなったり、細かな手作業や視力の低下、目の疲れ等が起こりやすくなってきます。

道具の使い方や、アートやデザインの流行、ジェルについて等、お客様の希望に合ったネイルを施術できるようネイリストになってからも常に学び練習する必要があります。

求めるレベルによっても異なりますが、40代以降からチャレンジを始める方はそれらを覚悟する必要があるかも知れません。

コミュニケーション能力

ネイリストはお客様を相手にした仕事。コミュニケーション能力はもちろん重要です。

そして接客をする上でのマナーや社会人としての常識というのは、経験を重ねて身に着いてくるものだと思います。

そういった面で、やはり社会人としての経験のある年齢を重ねた世代の方は、ネイリストとして活動する際にこれまで培った経験をすぐに活かすことができるでしょう。

「私は歳だから…。」と自信をなくす必要はなく、武器にできることもたくさんあるのです。

まとめ

最近では女性だけでなく男性でネイリストを目指す方も増えてきています。

目的によって年齢や性別がまったく影響しないというと嘘になりますが、基本的にネイリストはどなたでも目指すことが出来る職業です。

それぞれのライフスタイルに合わせた通い方ができるスクールは多くありますので、必ず受験する前に資料の請求をしていただきコース内容や費用、修了後の実績等を確認し、学校見学を予約して設備の衛生管理がしっかりされているか、雰囲気はどうか等をチェックして不明な点は必ず質問をして説明を受け、問題がないかどうか確認をしましょう。

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